Dave Stewart & Barbara Gaskin コンサート延期のお知らせ
今回の記事は少しだけファンジンの内容に関わることです.
この前制作したファンジンの中で,今年の8月1日にStewart & GaskinがロンドンのKings Placeでコンサートをする旨宣伝していたのですが,先日お二人からのNews Letterで延期にすると告知がされていました.
予定では2021年の7月31日に延期するようです.ちょうど1年後です.
詳細はお二人のHPにも記載されています.
残念ですが,昨今の情勢を考えると仕方がないことですね...
現在イギリスの状況はかなり深刻なようなので,何よりもStewart & Gaskinの二人をはじめ多くの人たちの健康と無事を祈るばかりです.
なおHPにもある通り,既にチケットを購入済みの方はそのまま来年のコンサートに使えるようです.
実は私はライブの告知がされたときに購入していたので,このまま持っていて来年行こうと考えています.
日本でも2018年,2019年とStewart & Gaskinのライブは見ていますが,Kings Placeは大きい会場なので雰囲気もまた違ったものになるだろうな~と思いますし……何よりまた2人に会いたい!
とにかく,一刻も早く事態が収束することを心から祈っています.
本当はNews Letterの告知はもう少し前に来ていたのですが,暗い気持ちになるので更新する気が進まず…
そもそも全体的にこの状況にかなり塞ぎこんでしまっているため,現実逃避ばかりしておりました.色々とやることをきちんとやらねばな……
これを読んでくださっている皆様も,どうか体調にはお気をつけてお過ごしくださいね.
それでは!
映画「ハロウィン2」を観てHatfield and the Northのことを思い出した話
GW,皆様はいかがお過ごしでしょうか。
私はこの機会に「観よう観ようと思いつつ観れていなかったホラー映画を消化しよう」と思い立ち,アマゾンプライムで観られる映画を片っ端から観ています。
「13日の金曜日」とか「エルム街の悪夢」とか,有名どころはどれも1作目は観てるけどそれ以降のシリーズは追っていない,というものがほとんどだったんですよね。
タイトルに挙げたこちらの作品もまさにそんなホラーシリーズの1つ。
上に挙げた2シリーズの原点であり,合わせて3大ホラーとも称される「ハロウィン」シリーズでございます。
1作目はその昔観てテーマソングがかっこいいな~とかキャッキャしていたのですが,それ以降のシリーズは一切観てなかったんですよね(ロブ・ゾンビのリメイク版は観た)。
そこでこの度「ハロウィン2」を鑑賞したのですが,合わせてHatfield and the Northのことを思い出してしまったので備忘録的に記しておきます。
(ちなみに今回の内容はとてつもなくしょうもないので注意です)
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Dave Stewart特集を組んで「へえ~」と思ったこと③
今回はもはや「へえ~」と思ったことですらなく,ただの小説の感想で大変恐縮ですが,どうしてもどこかで吐き出しておきたかったのでここに記します!
続きを読むDas-Association vol.0~特集Dave Stewartの魅力にせまる~ について
この度多くの方々の協力のもとに,なんとか「Das-Association」vol.0を発刊することができました.
ご協力いただいた方々にこの場を借りて御礼を申し上げます.
また,お待たせした方々には誠に申し訳ございません.
発刊まで大変長いお時間をいただいたうえに誠に恐縮でございますが,この度のコロナウイルス情勢を鑑み,販売はしばらく延期させていただくことにいたします.
情勢が落ち着いてきたら販売を開始したいと思いますので,そのときはまたこちらのブログならびにTwitterで告知させていただきます.
もし有難くも購入を希望してくださる方々がいましたら,TwitterのDMもしくはプロフィール欄にある連絡先までご一報いただければ,販売が決定した際にご連絡を入れさせていただきます.
販売方法については改めて告知させていただきますが,以下の2店舗のロックバーさんと,まごころ居酒屋さんで販売させていただく予定です.他に,BOOTHによる自家通販も予定しております.
なおファンジンの内容については,タイトルにもある通りカンタベリーを代表するキーボードプレイヤーの一人,Dave Stewart特集を組んでおります.
Dave Stewart氏のバイオグラフィーやディスコグラフィーに加え,関連バンドNational Health,Dave氏の現在の活動であるDave Stewart&Barbara Gaskinについても特集しております.
特にDave Stewart&Barbara Gaskinは,昨年2019年の来日前にさせていただいたメールインタビューの内容を掲載しています.
これらは以前Twitterにもアップさせていただいたものですが,編集を加えより読みやすくなった形で皆様にお届けできるようになりました.
さらにディスコグラフィーに関連して,近年の活動であるプログレッシブメタルバンド(OpethやAnathemaなど)との関わりにも触れています.このあたりのことについてはプログメタルを中心にライター活動をされているyu-kiさんに解説文を書いていただきました.カンタベリーファンもプログメタルファンも必読の充実した内容です!
加えて事前にTwitterで告知していた「みんなのProgレビュー」というコーナーで,多くの方々からさまざまなプログレのレビューを送っていただきました.本当にありがとうございます.そちらも全て掲載させていただいております.
貴重なお話や面白いお話がもりだくさんなので,是非たくさんの方々に読んでいただけたらと思います.
次回からのブログは,しばらく『Dave Stewart特集を組んで「へえ~」と思ったこと』というシリーズで,ファンジンの内容の補足的なことをアップしていこうと思います.
ファンジンを販売できていない状況でそのような記事をアップするのも大変恐れ入りますが,それを見てファンジンに興味を持ってくれる方が増えたり,どんな内容が書かれているのか購入する際の参考にしてくれる方がいたりしたらいいなと思います.
それでは,重ね重ね,長らくお時間をいただきましたこと恐れ入りますが,販売まで今しばらくお待ちいただけたら幸いです.
はじめに
はじめまして.
カンタベリー・シーンのファンジン「Das-Association」を編集しております,かにょと申します.
カンタベリー・シーンというのは何かというと,簡単に定義できるようなものではないのですがあえて簡潔にまとめてしまうならば,1960年代の後半からイギリスのカンタベリーという土地を起点に始まった一連の音楽シーンです.
このカンタベリーという土地に集まった何人かの若者たちがWilde Flowersというバンドを結成し,そこからさまざまなバンドが枝分かれしたり融合したりしていくつものバンドを生み出してきました.
私たちはそれらのバンドを総称してカンタベリー,もしくはカンタベリー系,カンタベリー・シーンなどと呼んでいます.
音楽的な特徴としては
- ジャズがベースにある(そのためインプロヴィゼーション的な楽曲も多い)
- キーボード(特にオルガン)が主体である
- 独特のシニカルなユーモアセンスをもち,歌詞にもそれが表れている
といったものがありますが,いかんせん関わっているミュージシャンが非常に多いため,一概にすべてのカンタベリーのバンドにこれがあてはまるとは言えません.
一方で,前述したWilde Flowersのメンバーを中心としているためか,はっきりと定義はできずともどこか「カンタベリーっぽい」といえるような,似通った点がそれぞれのバンドに感じられるのもまた事実です.
個人的には,その「カンタベリーっぽさ」の根底にあるのは「人間臭さ」なのではないかなと思っています.
非常に多くのミュージシャンが複雑に関わり合っているカンタベリー・シーンは,それだけ多くの人々の人生が交差しています.そんな彼らの人生模様が凝縮された音楽,それがカンタベリーだと思います.だからカンタベリーの音楽には,いいものも悪いものも含めて,人生のふとした瞬間に誰もが感じるような情緒がこめられています.私はそれが大好きです.
そんなカンタベリーの魅力をより多くの人に伝えたいと思い,ファンジン「Das-Association」を作ることを思い立ちました.是非色んな方に手に取って読んでいただけたら,と思います.
このブログは,その「Das-Association」の情報をアップしていくために始めました.2020年現在vol.0として初巻を発行しましたが,今後も様々なアーティストを特集しつつ続巻を発行し続けていく予定です.
本ファンジンに興味を持ってくださった方は是非,こちらのブログをチェックしていただけたらと思います.ファンジン関連記事は「Das-Association」というカテゴリーに入れていく予定です.
その他ファンジン更新情報以外に,カンタベリー関連の記事も備忘録的にアップしていくつもりです.気が向いたらアルバムのレビューなども書くかもしれません…….
それでは,ここまでお読みくださった皆様,ありがとうございました.
どうか気ままで楽しいカンタベリーライフを!